サイバーショットW300は“サイバーショット”の中で最高の画素数やカメラとしての高い質感、約23万ドットの2.7型クリアフォト液晶、秒間最大5コマの高速連写(画像サイズ:300万画素相当固定)、そして作品作りに欠かせないマニュアル機能など、デジタル一眼レフのサブカメラとしても利用できる高いカメラ性能を持っています。
加えて、“誰もが手軽に美しい写真を撮影し楽しめる”という、SONYのデジタルスチルカメラに共通するコンセプトに基づいて、撮影が難しい逆光や夜景などのシーンをカメラが自動で認識して最適な撮影を行う「おまかせシーン認識」や、「子ども」と「大人」の笑顔をそれぞれ優先※2して撮影できる最新の「スマイルシャッター」※3など、カメラまかせで簡単に撮影できる“サイバーショット”ならではの便利な機能も充実させています。

※1 ズームレンズ一体型コンパクトデジタルスチルカメラとして(2008年4月時点)
※2 優先設定なので「子ども優先」に設定していても子どもがいなければ大人の笑顔で自動的に撮影します。
※3 モードダイヤルでスマイルシャッターモードを選択し、シャッターボタンを深押しすると笑顔を感知する画面になります。
記録メディア/内蔵メモリーがいっぱいになるか、6枚まで撮影すると自動的に撮影が終了します。撮影環境によっては顔が検出できず、シャッターが切れないことがあります。

●主な特長
1. 有効1360万画素CCD搭載。強・硬・美を兼ね備えたチタンコートのステンレスボディ
2. 「おまかせシーン認識」など、カメラまかせで便利なインテリジェンス機能搭載
3. 秒間最大5コマの高速連写や好みに応じたNR調整など、充実のマニュアル機能搭載

※ニュースリリースより抜粋
 
希望小売価格:オープン価格
発売日: 2008年5月16日

SONY Cyber shot W300 製品情報(メーカーHP)こちらへ⇒⇒
 
◎インターフェイス
 
・液晶モニター
  ソニー独自のクリアフォト液晶(広視野角2.7型、約23.0万画素、視野率:100%)採用の液晶画面は、W200に比べ見え味や視認性が高くデジスコ向きのデジカメの中でも非常に秀逸な液晶モニターと言えるでしょう。ピントの山も掴みやすく液晶モニターフード使用時も良好な見え方です。撮影時の画面表示は情報表示に液晶画面の輝度調整、ヒストグラム表示(情報表示時にON、OFF可能)、スルー画面、情報表示無し撮影の3種が選択可能。表示情報量も豊富で設定状況を把握しやすくなっています。水平出しに便利なグリッドライン表示も可能で、更に電池残量も液晶モニター上に3段階と残り時間(NP-FG1使用時)も表示されるようになりました。情報表示は構図決定の際表示が邪魔になる場合は、情報表示なしを選択するとよいでしょう。
 
◎操作性
 
・機能設定
  初心者の方にも撮影モードや機能を分かりやすく解説してくれる「機能ガイド」が搭載されていますので、比較的簡単に設定できると思います。モードダイアルは背面に設置され各撮影モードの切り替えは容易に行なえるようになっています。MENU画面を開くと撮影設定が表示されます。デジスコ撮影時の露出補正をする際露出補正の撮影設定が一番上にない為、素早い露出補正が行なえないのは残念なポイントです。今後MENU画面のカスタマイズができるようにする等の改善をして欲しい所です。その他撮影設定の表示はとてもわかりやすく使いやすいものになっています。レポート後述にデジスコ撮影用推奨設定を掲載しているので、参考にしてください。
・連写性能
  連写性能ですが、画像サイズ:13Mに設定時、30秒間連写でシャッターを切り続けるテストでは、最高59コマ/30秒(1.97コマ/秒)を記録しました。再レリーズもAF待ち時間のみという結果です。(※)但し、連写性能はメモリー書き込み速度に依存します。
連写撮影設定時に使用可能なシャッタースピードには制限があるようで、特に低速シャッタースピードではPモード、Mモード、いずれのモードも1/4秒以上の設定ができません。(シャッターは1/4秒で切れてしまいます。)特に朝夕の暗い条件や林の中など、1/4秒以上のシャッタースピードを要する時は、通常撮影(単写)に設定します。通常撮影では1/4秒以上のシャッタースピードの設定が可能となります。実際の撮影では、Mモードで露出補正値を参照しながらシャッタースピードを決定してください。
新たに追加されたEX連写機能では300万画素で30秒間の連写テスト最高150コマ/30秒(5コマ/秒)の高速連写が可能になりました。
50枚ほど撮ると一度メモリーカードへの転送処理が入り再レリーズが必要になります
※株式会社デジスコドットコム調べ: 最大撮影コマ数は、SanDisk社製 Memory Stick PRO Duo ExtremeV 2.0GB 使用時
・AF応答性
  AFの応答性能は瞬速で現時点のデジスコ向きカメラの中で最速の部類に入ります。シャッターボタン半押しでサクサクとピント合焦マークが表示されます。AFの精度は非常に高いのでAF任せがよいでしょう。AF設定はピントの歩留まりが良好な中央部重点AFまたはスポットAFの設定をお勧めします。
・動作性能
  動作応答は、設定画面や撮影時などレスポンス良くキビキビと動作します。但し、再生画面は表示が遅めです。ボタン配置は標準的ですが、ボタン類が小さめなのでしっかりと押し込むようにしましょう。また、デジスコ撮影では一番設定頻度が高い露出補正がメニュー階層の中にあり呼び出しがしにくいこと、3分程でオートパワーオフが働きON、OFFの設定が出来ない点が難点です。
 
◎画質
 
  高いコントラストときめ細やかな解像度、卓越した描写力を演出する「バリオ・テッサー」カールツァイスレンズを搭載。従来のバリオ・テッサー カールツァイスレンズは、デジスコ適性が抜群に良好で色収差も良好に補正されていますが、ズーム域テレ側での周辺減光が出やすい傾向です。搭載されている画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」は、ノイズ処理が良好でディテールを滑らかに表現します。感度はISO200までは実用できます。また、被写体と背景比較からS/N比から綺麗に見える画像が得られやすいです。赤系と緑系の彩度が高めで若干派手な発色性となっています。カメラ内部のシャープ系処理では細かい線が太めに処理されてしまう傾向がありますので、裏技としてシャープネスをマイナスに振り、後処理の画像処理の際、アンシャープマスクで補正すると良い結果が得られるようです。
 
◎まとめ
 
  従来のバリオ・テッサー カールツァイスレンズは、デジスコ適性が抜群に良好でしたが、ズーム域テレ側での周辺減光が出やすい傾向です。液晶画面はW200から視認性が大きく向上しデジスコ撮影でも抜群の見え味を持つ液晶でピント合わせにも非常に使いやすくなりました。専用カメラブラケットBR-W300は簡単に着脱できるので普段使いをしたい方にお勧めのカメラです。又、通常連写も早く撮影成功率が非常に高くなりデジスコ初心者の方にはより気軽に扱えるカメラと言えるでしょう。連写性能、描写性能もデジスコ用途として最良のレベルをクリアしていますので、デジスコ用定番カメラとして十分選択肢になり得る存在です。
 
SONY Cyber-shot DSC-W300 カメラ設定
 
 
 
  ■11.モードダイヤル … P (プログラムオート撮影)
 
 
  ■12.メニューボタン を押した後、順番に設定する項目
 
項目 設定
画像サイズ 13M
顔検出
撮影モード 連写
EV 基本は-1.0EV(逆光の時は、プラス側へ)
ISO 80
測光モード 中央重点(場合によってマルチ、スポットも可)
フォーカス 中央重点AF(場合のよってマルチAFも可)
ホワイトバランス AUTO(条件によっては、太陽光や曇天も可)
フラッシュレベル 標準
赤目軽減 OFF
DRO スタンダード(OFFでも可)
ノイズリダクション 標準
カラーモード リアルがお勧め(標準でも可:少々派手目になります。)
カラーフィルター
彩度 標準
コントラスト 標準
シャープネス 標準(場合によって+も可)
手ブレ補正
 
  【撮影設定画面(MENUの最終項目:●を押すと設定画面に移ります)】
 
項目 設定
AFイルミネーター
グリッドライン
AFモード シングル
デジタルズーム
コンバージョン
縦横判別
オートプレビュー
 
 
  ■15.HOMEボタン を押した後、設定する項目
  【カテゴリー:設定(工具箱アイコン)】
 
★本体設定 1〜2
 
項目 設定
操作音
機能ガイド
設定リセット 工場出荷時の初期状態に戻す時に使用
スマイルデモモード
USB接続 オート
コンポーネント出力 HD(D3)
ビデオ信号出力 NTSC
ワイドズーム表示
★撮影設定 1〜2
 
メニューにて設定可能(HOMEボタンからも設定可能)
★時計設定
 
年月日、時分を設定
★表示言語
 
日本語のみ設定可能
 
 
  ※スピードライトの設定は発行禁止。(連写設定時は設定不可)
※ISO感度は「80」に設定。
※オススメの露出補正値は、「-1」。
 
◎接続に必要なパーツ類
 
スコープや接眼レンズなど光学ユニットへ接続する為には以下のパーツ類が必要となります。
 カメラブラケット
SONY Cyber shot W300専用カメラブラケット BR-W300
 接続パーツ
カメラアタッチメント TA-W1
     
カプラー TA4シリーズ
  (TA-W1使用時)
 
カプラー TA3Dシリーズ
  (TA-W1使用時)
 レリーズパーツ
デジスコケーブル455US
 
シーソーレリーズシステム
SRS-1

その他あると便利なパーツ類は以下の通りです。
 照準器
照準器システム DOS-CS1
 
究具02マルチドット照準器システム
 液晶フード
液晶フード HD-2027W
 
究具03ワイドMCレンズ採用液晶フード
 
◎カメラブラケット BR-W300の装着
 
 
SONY Cyber shot W300へカメラブラケットBR-W300を装着します。
 
◎デジスコ組合せ例
 
 
スコープ、接眼レンズ(アイピース)までの接続方法は以下の組合せ例(図)を参考にしてください。
ご使用のアイピース(接眼レンズ)によって適合するカプラーが変わってきます。カプラー適合表をご参照の上、適合するカプラーをご選択ください。
http://www.turboadapter.com/kapura/kapura.htm
 
 
  今回は、デジスコドットコムスタッフの近を招き、W300とBR-W300の人気の秘密を語ってもらいました。
 
BR-W300の取付方法
 
楠元: 今回はW300とBR-W300について伺ってみたいと思います。それでは宜しくお願いします。
近: はい、わかりました。見てわかる通り構成部品シンプルですから初心者の方でも簡単に装着できるのです。
 
近: W300は着脱簡単でデジスコ撮影と普段の撮影を楽しめるカメラというのが大きな魅力です。では、実際に取付がどれだけ簡単なのか私が解説しますね。
楠元: ありがとうございます!早速ですがお願いします。
 
近: 本当に簡単なんですよ。カメラのレンズ鏡筒部分に出っ張りがありますのでそこにブラケットを合わせます。これで第1段階は終了です。
楠元: え?たったそれだけの作業なのですか?
近: そうですよ?後は付属の三脚ネジをコインやマイナスドライバーで締めます。
 
近: このようにギュッと締めると…はい!取付完了です。
楠元: ええ〜!!早すぎませんか?これで光軸もしっかりあってるんですよね?
近: はい、難しい光軸調整なんて必要ありません!シンプルイズベスト!これが大人気の秘密なんですよ。
 
楠元: すぐに取外して普段にも使えるという意味がわかりました!
近: デジスコ以外にも使える所で選ばれる方も多いですよ。
楠元: 今回はありがとうございました。
 
番外編 SRS-1
 
楠元: 近さん、近さんレリーズステーが変わってるのですがこれは何ですか?
近: 楠元君、いい所に目がつきましたね。それはオプションパーツのSRS-1だよ。それを着ける事によってまずシャッターボタンを傷めない。後は、レリーズが長持ちする効果があるんだよ。
 
近: レリーズに余計な負担が掛からないのが大きな利点です。更にレリーズステーの出っ張りがなくなる事で収納性良くなります。
楠元: 格好もいいしW300にしか使えないというお得感もいいですね。
近: シャッターボタンの負担を減らすというのもいい所なんです。余裕があれば是非付け加えて頂きたいパーツですね。
  ケラレ、周辺減光の発生を確認しやすい空抜け条件を想定して室内の白い壁を撮影しました。
(国内、海外メーカーの口径別主要4機種にて検証)
※SONY Cyber shot W300 のズームステップ数は、8ステップ。中間域は4ステップ目を撮影。
 
 
検証機材 ワイド端 中間域 テレ端
●スコープ
Nikon ED82
●接眼レンズ
TurboAdapter30XWFA
●アダプター類
TA-W1, TA4,O-リング2mm
ケラレ、周辺減光の状況: ワイド端、テレ端四隅で僅かながら周辺減光が感じられますが、軽微なもので実際の撮影では気付かないレベルです。2ステップ目〜7ステップ目までのズーム域での周辺減光はありません。
 
検証機材 ワイド端 中間域 テレ端
●スコープ
KOWA TSN-774
●接眼レンズ
KOWA TE-17W
●アダプター類
TurboAdapter P2,TA-W1,
TA4
ケラレ、周辺減光の状況: ワイド端で軽微な周辺減光が感じられますが、ごく軽微なもので実際の撮影では気付かないレベルです。
2ステップ目〜テレ端までのズーム域での周辺減光はありません。
 
その他の機種でのケラレ、周辺減光発生状況は、カプラー適合表をご参照ください。
http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_w200.htm#kapura
 
SUAS機能について
SUASとは、Slide Up Adapter Systemの略称で、アダプター本体を前後にスライドアップすることができます。デジスコ撮影時には、SUAS機能により接眼レンズとカメラレンズとの距離の微調整が可能となり最適なクリアランス調整ができます。上記ケラレテストでは28XWDAやTurboAdapterP2においてテスト撮影時SUAS機能を利用しています。調整方法:基本的にワイド端でケラレや周辺減光が発生しない位置をSUAS機能によって探し出せばクリアランス調整完了です。

■SUAS(Slide Up Adapter System)機能採用のアダプター
 ・TurboAdapter 28XWDA(ニコン用、接眼レンズ付き)
 ・TurboAdapter P2(KOWA TSN-880/770シリーズ用)
 ・TurboAdapter SW1(SWAROVSKI用)
 ・TurboAdapter L1(Leica用)
 
◎ケラレテスト総評
 
Cyber-shot W300は概ね、どのスコープでもケラレはほとんどなく良好な結果を示してくれました。また、ワイド端では周辺減光は少なく画質にも影響はほとんどありません。ただし、6ステップ目〜テレ端は画質が落ちる傾向があります。ワイド端〜5ステップまでの画質は周辺減光もなく本当に素晴らしく良好な結果が残せるカメラです。
 
  【作例】
 
   
 
  【作例撮影機材】
 
スコープ KOWA TSN-774 PROMINAR
アイピース KOWA TE-17W
アダプター TurboAdapter P2
カメラ SONY Cyber-shot DSC-W300
雲台 究具01 ジンバル雲台
三脚 ベルボン エルカルマーニュ 635
スコープ KOWA TSN-884 PROMINAR
アイピース KOWA TE-17W
アダプター TurboAdapter P2
カメラ SONY Cyber-shot DSC-W300
雲台 究具01 ジンバル雲台
三脚 ベルボン エルカルマーニュ 635
2008年11月26日 DIGISCO.COM 楠元(くすもと)